時価評価額 | 評価損益 | |
8/31 | 9,024,840円 | +1,121,135円 |
9/30 | 9,161,680円 | +1,229,220円 |
10/7 | 9,579,570円 | +1,647,110円 |
10/15 | 9,869,860円 | +1,937,400円 |
ナスダック100は今週も株高が続いていますね!
円安株高で含み益もかなり上昇しています。個人的には1000万円の大台の目前まできており、かなり好調です。年初来では+25%の上昇です。
7月のピーク時には1000万円を超えていたので、実際にはやっと戻ってきたかという感じなんですけどね。一時は+35%まであった含み益が7~8月の下落で+5%になるくらいまで押しもどされましたから、今年のボラティリティはかなり大きいです。
日経平均も4万円を無事回復し、投資家のほとんどの方は含み益を伸ばしているんじゃないでしょうか。
年初($) | 10/15($) | 上昇率 | |
ダウ平均株価 | 37,715 | 43,065 | 14.19% |
S&P 500 | 4,742 | 5,859 | 23.55% |
ナスダック100 | 16,543 | 20,439 | 23.54% |
ラッセル2000 | 2,012 | 2,248 | 11.72% |
全体的にジリジリと株価が押し上げられています。
中東情勢の不安もあって一時的に下落することはあっても、1~2日たてば回復し結果的に押し目買いされています。WTI原油も一時は78.5ドルまで上がったと思えば、今は71.5ドルど急落しています。60ドル台に入れば買われ、80ドル台に近づくと売られる状況ですね。
今年は利下げもあって、金(ゴールド)の上昇率が年初来で28.5%と株価よりも高いパフォーマンスを出している珍しい年です。ビットコインは年初から横ばいを続けており、ゴールドの代替資産になるかと僕は監視していたのですが、まだそうはなっていないようですね。
中国の株価を表すハンセン指数がこの1ヶ月くらいで急騰しており、年初来で+23.59%とナスダックと同等以上のパフォーマンスを出しています。ちょっと急激に上がり過ぎているのでここから調整は入るでしょうが、低迷する中国景気が底打ちしたとなれば世界経済にとってもプラスに働きます。
ゴールドや中国株に流れている資金がナスダックにも回ってこればさらなる株高もありそうですね。
ナスダック100は直近の高値だった$20,500を上抜けて$20,600まで上昇してきました。下落しても5日線では買い支えられる強い展開です。
5日線が10日線の上に乗せてゴールデンクロスしており、20日線、25日線、50日線なども上向いてきており強い上昇トレンドがはじまりそうな形です。目先の目標は高値更新の$21,000ですね。
ただし、ボリンジャーバンド幅が縮小していっているのが少し気になります。最高値の$21,000には+3σがあり抵抗ラインとなってしまっているので、これを押し上げていく勢いが必要になります。おそるおそる上昇していき、最高値を抜けた後に一気に上に走るというのが典型的な値動きですが、今回もそうなるでしょうか。
最近の市場はかなり先走って織り込む傾向があるので、もしかしたらいつもならある大統領選挙後の上昇を先取りしているのかもしれません。もしそうなると、選挙前に高値を抜いてくるかもしれませんね。
僕個人としては今年はもうすべての資金を投じてしまって余力が無いので、あとは市場の動向を見守るだけです。基本的にはホールドし続ける長期投資なので、かなり含み益は増えてきていますが利確する予定はありません。
ドル円は継続して上昇しており、キリ番の150円目前まで迫っています。
昨日、日本は休場だったのですが、それが逆に狙われたのか149.98円まですすみました。今朝は一旦押し戻したものの下値は限定的で、東京市場が開いても149円半ばの水準が維持されています。
ドル円チャートも株価と似たような形になっており、5日線にタッチすると買われているようです。5日線、10日線がゴールデンクロスしており、20日線も上向いてきているので円安トレンドがしばらく継続しそうです。
150円はわかりやすい目標なのですが、かといってそれほど強力なレジサポラインになるというわけではありません。何度か突き上げを食らえばあっさりと通過してしまうことも多いです。150円を突破すれば、フィボナッチ50%のある150.8円あたりまでは伸びそうです。その次の目標は153.5円、156.7円です。
もし調整があるとしたら148円前半での攻防になります。そこで反発すれば150円台を目指す形に、崩れてしまえば140円半ばまで後退しそうです。
ファンダメンタルズでは、アメリカの経済が思ったよりも強いこと、そして石破首相が就任前よりもかなり緩和的な姿勢を見せていることで円安になりやすい環境です。
こんなに物価高が進行しているのに石破首相はいまだにデフレ脱却と言っていることに僕は違和感を感じていますが、個人の感想は別として政府はこのままインフレ政策を続けるようですね。
石破首相が権力を掌握して自分のカラーを出せるのは来年夏の参院選を通過した後くらいでしょうから、ここから1年くらいは円安が続くんじゃないでしょうか。アメリカの利下げも市場はかなり先まで織り込んでいますから、円高に振れても下値は限定的だと見ています。
2025年10月のアメリカ政策金利は3.00~3.25%と、1年で2%の利下げを織り込んでいます。
【CME FEDWATCH TOOL】AGGREGATED MEETING PROBABILITIES
【CNN】Fear & Greed Index (https://edition.cnn.com/markets/fear-and-greed)
Fear & Greed Indexは76のEXTREME GREED(超強欲)水準です。
株高が続いているので、かなり高い数値になってきましたね。80台くらいまでは上がれるのでもう少し伸びしろは残っていますが、警戒エリアには入ってきています。
タイムラインにしてみるとFear & Greed Indexは2023年12月19日にピークの83をつけているものの、それから4月くらいまでは70台の強欲水準を維持し、株価も上がっていきました。
もちろん、その間に少しの調整はありましたが、下がったらすぐに買われて反発するという強い上昇でした。
現在も強欲ラインにはまだ入ったばかりなので、もうしばらく上昇の勢いは続いていくんじゃないかと思っています。
国債からの資金流出が続いており、米10年債は4%を回復しました。
通常ならそろそろ国債にも資金が回って株価は一旦調整になりそうなところですが、同じように予想した先週ははずれてしまいました。ヘッジの水準も低いままです。
基本的には上昇を予想していますが、一時的にボラティリティが高まる可能性があるので、信用やレバレッジをかけているかたは注意しながら取引してください。
【外為どっとコム】経済指標カレンダー(https://www.gaitame.com/markets/calendar/)
今週の重要経済指標は木曜日の9月小売売上高です。
アメリカのGDPの7割を個人消費が占めておりますから、小売売上の動向はとても重要です。
とはいえ、今月の重要指標は来週の新築住宅販売件数と合わせて2つしかありませんので、株価の材料としては乏しくなっていきます。
これからはやはり11月1日の雇用統計と、11月5日の大統領選挙が株価を動かしていくんじゃないでしょうか。
個人的には、次の大統領はハリスさんになるんじゃないかなと思っています。
トランプさんは熱烈な支援者がいますが、選挙結果を決める浮動票の獲得に出遅れているように見えます。それにハリスさん自身の実績はよく見えないものの、致命的な批判も無いのが強みです。物価高やイスラエル問題というマイナスポイントも現職のバイデンになすりつけれますからね。
今の強い上昇トレンドが続いていけば、選挙前にナスダック100は高値更新しそうです。株価はかなり上がってきているので調整も入りそうですが、大統領選挙が目前のため色々な思惑が入り混じってボラティリティが上がりそうです。
もし大きな下落があっても冷静さを保ち安易な投げ売りをしないように気をつけたいです。調整に入ったとしても、年末ラリーに向けた込み時だと思うくらいの気持ちでどっしりと構えていれば良いでしょう。
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