1/20 ナスダック100チャート分析・資産公開-2025年

投資

先週のアメリカ市場は下落局面から反発する動きとなりました。1/20からはトランプ新政権が発足し、株式市場も大きな動きが出てきそうです。

ナスダック100のテクニカル・ファンダメンタルズ分析で今週の値動きを予想していきます。

時価評価額
1/610,820,480円
1/1410,593,990円
1/2010,782,880円
1545NFナスダックヘッジ無

僕は1545NFナスダックヘッジ無へ資産を一括投資しており、時価評価額の推移を記録しています。

アメリカ市場が切り返してきたことで、1545も回復してきました。

ただ、為替がやや円高に振れており、円建ての含み益の戻りはやや鈍いです。大発会と比べると-4万円で、ほぼ横ばいといったところです。

この下落と上昇を細かく取れたら20万円も儲けられたのに……なんて妄想をしてしまいますが、投資はそう簡単ではありません。天井だと思って売ったら、もっと上がっておいてかれてしまい高値で買い戻すなんてこともよくあります。

今年の投資戦略もこれまでと変わらず、余剰資金は作らず全力投資しホールドし続けます。

1/141/20
ダウ平均株価-0.85%2.58%
S&P 500-1.14%2.18%
ナスダック100-1.59%2.22%
ラッセル2000-2.11%1.98%
SPDR Gold Trust(GLD)0.62%1.57%
日経平均株価-3.81%-0.96%
年初来株価パフォーマンス比較

アメリカ市場は大きく反発してきており、年初来からは2%超えの上昇となっています。

先週は強い雇用統計の結果、金利が上昇して株価が落ち込みましたが、持ち直してきました。

やはり景気が良いということは株価には基本的にはプラス材料ですので、調整局面に入っても下値は限定的になりましたね。

ダウが一番パフォーマンスが良いというのは、ちょっと悔しいです。頑張れナスダック!

日経平均は、まだマイナス圏内です。日銀の利上げ観測も出てきており、株価や為替への影響が警戒されています。


今年のアメリカの利下げは、今年1回という見方が強いです。

1/29のFRB会合では99.5%の確率で据え置きです。ここまで市場が織り込んでいれば、ミスることはないでしょうね。

利下げ時期は6月ごろが見込まれています。

年内利下げ無しという意見や、2回というハト派の割合も拮抗しており、今年の相場はまた大きく動きそうです。ボラティリティが高まることを予見しておけば、下落時に動揺して投げ売りすることを防げます。

【CME FEDWATCH TOOL】AGGREGATED MEETING PROBABILITIES

20250120 ナスダック100 日足チャート

ボリンジャーバンド-2σをタッチしたところで切り返してきています。13日と14日に長い下髭を出したところで、売り方が力尽きたようですね。

底になったポイントは、SP500の100日線があったこともあり、サポートラインとして意識されたようです。

そして15日には大陽線が出たことで、テクニカル的には非常に強いトレンド転換のシグナルとなっています。

先週末には終値で20日線の上にも乗せており、強い上昇が続いています。

切り返しからの下落が2回も続いているので疑心暗鬼になってしまいますが、下値も固められているので今度こそ上がってくれると期待しています。

まずは$22,000を超えていけるか、そして次に高値更新が目標になります。

20250120 ドル円日足チャート

日銀が1月利上げか、というニュースが飛び込んできてやや円高に動きました。

経済指標カレンダーをチェックすると、なんと1月の利上げが予想されています。現在の0.25%から、0.5%へ利上げされるという見方が優勢です。

一時は155円を切るところまで下落しましたが、今は156円を回復しています。

春闘やトランプ政権の動きを見ながら利上げを検討するということですが、日銀の金融政策決定会合は23~24日であまり時間はありません。

個人的には1月は流石に見送られるんじゃないかと思っていたのですが、もしこれで利上げしてきたら大きなサプライズになります。

今のところの値動きは3円程度の円高でおさまっており、市場の反応はまだ鈍い様に見えます。

去年の7月に利上げした時は為替は20円も円高になり株価も急落しましたが、今回はどうなるでしょうか。

【CNN】Fear & Greed Index (https://edition.cnn.com/markets/fear-and-greed)

Fear & Greed Indexは38のFEAR(恐怖)水準です。Fear & Greed IndexはSP500を元に投資家心理を数値化した指標です。

先週から11ポイント上昇しましたが、まだ恐怖水準ですね。

SP500は100日線で買い支えられて切り返してきています。株価も$6,000を回復しており、元気が戻ってきました。

このまま上昇トレンドに乗れれば、値上がり余地はかなりあるので、高値更新も期待できそうですね。SP500が好調であれば、もちろんナスダック100も上がっていきます。


1/15時点のNAAIM全米アクティブ投資運用協会の持ち高指数は70.21です。

1/1の64ポイントからじりじりと上昇しているので、機関投資家は年始から買い増してきているようですね。

つまり、年末から続く下落局面では個人投資家が振り落とされてしまっているのかもしれません。

【NAAIM】https://naaim.org/programs/naaim-exposure-index

20250120 経済指標カレンダー

【外為どっとコム】経済指標カレンダー(https://www.gaitame.com/markets/calendar/)

今週はアメリカの重要な経済指標の発表はありません。

注目なのは24日の日銀による金利発表ですね。

予想では、なんと0.5%への利上げとなっています!!

金曜日は日本相場がかなり動きそうです。利上げとなれば円高株安、据え置きなら円安株高です。

日本の市場規模は世界の中で7%程度とそれほど大きくないので、海外株への影響は限定的だと思います。

気になるのは為替の変動ですね。15:30頃の記者会見で植田総裁の発言によって為替が大きく動くこともよくあるので注目です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました