時価評価額 | 評価損益 | |
8/31 | 9,024,840円 | +1,121,135円 |
9/17 | 8,791,110円 | +887,405円 |
9/26 | 9,172,845円 | +1,240,384円 |
9/30 | 9,161,680円 | +1,229,220円 |
石破さんが自民党の新しい総裁、そして新首相に決まりましたね。
そして……巷ではゲルショックとも呼ばれるような株価とドル円の暴落が起りました……!
総裁選の1回戦では高市さんが1位となったことで、市場は株高円安を織り込み始めました。僕もリアルタイムで総裁選とチャートを見ていましたが、流れが来ているというのをひしひしと感じました。
しかし、いざ石破さんが選出されると、市場の期待が一気に崩れて大暴落しました。15時を回っており株式市場は閉まっていましたが、先物で6%安、ドル円は4円ほど下落しました。
僕はアメリカ株しか持っていませんが、為替の影響は少なくなく、週明けの現在でも3.3%の下落をくらっています。1日で30万円ほど、僕の1カ月の給与以上が吹き飛びました……
9月はかろうじて8月末と比べて1%高で終えそうですが、明日以降にさらに下落してしまうかもしれないので油断できません。
石破さんは金融所得課税に積極的な事、そして財政健全化を優先させると見られており、株安円高の原因となっています。
岸田さんも就任当初は同じ理由で株価の下落を引き起こしましたが、それから発言の修整があったこと、そして実際には金融所得課税はせず緩和的な姿勢だったことから株価は上がっていきました。
石破さんがどうするかは分かりませんが、選挙も近いようなので日本株は結構荒れそうですね。
東京市場の間は日本株の値動きにつられてナスダックも売られるような動きも見られますが、基本的には日本政治がアメリカ株に直接的に影響することは無いので、振り回されないように気をつけたいです。
年初 | 9/30 | 上昇率 | |
ダウ平均株価 | 37,715 | 42,313 | 12.19% |
S&P 500 | 4,742 | 5,738 | 20.99% |
ナスダック100 | 16,543 | 20,008 | 20.94% |
ラッセル2000 | 2,012 | 2,224 | 10.53% |
アメリカ株は好調です。
今はゲルショックによって円高がすすみ、円建てで生活している日本人投資家は含み益を減らされている状況ですね。
僕の円建ての含み益は約16%ほどなので、為替によって5%ほど利益が減ってしまっている状態です。
円高と円安のどちらが良いというのは難しいところです。
企業としては必要に迫られなければ値下げすることはありませんから、円高によって物価が下がるという期待はしばらく持てないと思います。ガソリンや電気代なども、補助金が減らされるだけで価格は据え置きでしょう。
もうこうなってしまうと、以前の様な生活には戻らないでしょうね。
ナスダック100は$20,000の上を維持しており堅調です。
ボリンジャーバンドは広がりはじめ、+1σの上で推移しています。+2σでは跳ね返されているので、ものすごく強いトレンドにはなっていませんが、悪くない動きです。
金曜日には調整が入り一旦押し戻されていますが、これが5日線や10日線で支えられるようであれば上昇トレンドは継続と判断できます。$20,000がサポートラインですね。
今週はやはり米雇用統計が最重要ポイントになります。
雇用統計を通過するまでは上下どちらも動きづらい相場だと思います。
形としては下値切り上げのダブルボトム、そしてキリ番でありレジスタンスラインだった$20,000を上抜いているので、チャート的には上目線でしょう。
雇用統計で悪い数字が出なければ、新高値を目指す動きが出てくるかもしれません。
5日線が20日線を上抜き、上昇トレンドを形成しつつあったところでゲルショックにより叩き落されました。ナスダックは上がっているのに、円高で打ち消されてしまっている状況です。
一時は146.4円まで円安が進みましたが、ちょうど50日線にタッチしたところで反転しました。終値ではすべての移動平均線を下回り、非常に弱気になっています。
ボリンジャーバンドはスクイーズ(縮小)しています。急激な値動きだったため、5日線と10日線はまだ20日線の上にあるものの、ろうそく足は移動平均線の下ということで方向感の無い状態になっています。
もし急反発した場合は、5日線の上に乗せれるかどうかが鍵となります。ただ、上がっても捕まっているポジションの損切が入ってくるので、上値は抑えられそうです。
もし、反発がないまま横ばいになると、買いを狙うロング勢が抜けてしまい下落しやすい状態になり、直近下値の140円を試す動きが出てくるでしょう。ボリンジャバンドは-2σのある140円がサポートラインの目安ですが、ここを割れると損切が加速して一気に130円台半ばまで落ちていくかもしれません。
為替に関してもやはりアメリカの雇用統計の結果で大きく左右されそうです。
【CNN】Fear & Greed Index (https://edition.cnn.com/markets/fear-and-greed)
Fear & Greed Indexは68のGREED(強欲)水準です。先週より4ポイント上がっています。
125MA(移動平均)は、GREED(強欲)に下がりましたね。確か先週まではEXTREME GREED(超強欲)だったのですが、時間経過によって移動平均が上がってきているので株価の割高感は少しづつ解消しているようです。
put/call ratioは0.66でEXTREME GREED(超強欲)です。
これは市場がかなり楽観視しており、株価の下落に備えたヘッジが減ってきていることを表しています。
これは危険なシグナルですね。すでに日本は自民党総裁選を引き金に大幅安になっていますが、さらにアメリカ株の下落が重なるとちょっと嫌な雰囲気になるかもしれません。
safe haven demandのチャートを見ると、国債へ資金が移っている流れも見えます。今週はボラティリティが高まりそうなので、信用取引やレバレッジを使っている人は注意が必要です。
【外為どっとコム】経済指標カレンダー(https://www.gaitame.com/markets/calendar/)
今週は毎日、重要経済発表があります。
1日に発表される製造業景況指数が50を下回っているということは、アメリカ経済が失速していることを表しています。アメリカは高金利、ドル高になっており、輸出が振るわないので製造業は打撃を受け続けています。
一方で非製造業景況指数は50を上回っており堅調です。
最近では、好調過ぎると利下げが遅れ、悪すぎると景気後退懸念が出てしまうので、市場予想通りが株価にとってはベストシナリオになります。
そして、もっとも注目されるのは金曜21:30に発表される雇用統計でしょう。
その中でも特に重要なのが失業率です。こちらは予想通りか改善されれば株高になります。
予想より悪く4.3%であれば反落、4.4%だと大き目の下落が予想されます。4.4%はひとつの節目と見られており、万が一4.5%以上に悪化してしまうとリセッションに入るかもしれないと言われています。
個人的には、それほど悪い数値は出ないんじゃないかと楽観視していますが、ボラティリティには気をつけたいです。
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