今週もナスダック100は大きく伸び、過去最高値を更新しています!為替もやや円安になっており、アメリカ株に投資している方は皆さんかなり含み益が伸びているんじゃないでしょうか!
ナスダック100のテクニカル・ファンダメンタルズ分析をしていきます。
時価評価額 | 評価損益 | |
8/31 | 9,024,840円 | +1,121,135円 |
9/30 | 9,161,680円 | +1,229,220円 |
10/29 | 10,035,740円 | +2,103,280円 |
11/26 | 10,268,610円 | +2,336,150円 |
12/2 | 10,128,250円 | +2,195,790円 |
12/11 | 10,463,200円 | +2,530,740円 |
12/16 | 10,814,100円 | +2,881,640円 |
1545NFナスダックヘッジ無は上場来高値の34000円にもう一歩のところまで迫っています。最高値を付けたのはドル円が160円を超えていた7月でした。
夏の下落時に少しだけ買い増しできたこともあり、僕個人の含み益としてはすでに過去最高になっています。年初来では約37%と非常に高いパフォーマンスとなっています。
8月や9月とくらべると含み益が2.5倍ほどにもなっており、かなりボラティリティの高い相場でした。もうこれくらいで利確してしまおうかと思ってしまう場面もありましたが、しっかり握っていたことが今の結果に繋がっています。
もちろん、この調子がどこまで続くかは分かりませんが、特に理由もなく売る必要はありません。今後もこれまで通り、長期保有戦略を続けていきます。
12/11年初来上昇率($) | 12/16年初来上昇率($) | |
ダウ平均株価 | 17.32% | 16.21% |
S&P 500 | 27.24% | 27.58% |
ナスダック100 | 29.16% | 31.65% |
ラッセル2000 | 18.38% | 16.60% |
SPDR Gold Trust(GLD) | 30.34% | 28.09% |
日経平均株価 | 17.99% | 18.74% |
先週に引き続き今週もダウとラッセル2000が下落しています。SP500は横ばいでした。ナスダック100は堅調でが2.5%ほど伸びており、この2週間で約5%も急伸しています。
アメリカの経済が堅調で国債の利回りが上がっており、利下げ期待で上がっていた中小株やディフェンシブ株、ゴールドなどが押し戻されています。
主要指標の中ではナスダックがトップに躍り出ましたね!このまま年末まで走り抜けてくれることを期待しています!

ナスダック100日足チャートでは、ピンクの5日線と赤の10日線に支えられて綺麗な上昇トレンドを描いています。
ボリンジャーバンドは+1σと+2σの間でバンドウォークを続けています。
+2σが$22,000付近にあり、新たな節目が射程圏内に入ってきましたね。つい2か月前には$20,000の攻防をしていましたから、この短期間で10%もの値上がりがあったことになります。
大統領選挙後には急上昇と急落があり、かなりボラティリティが高まりましたが、高値更新をしたことで踏み上げ相場になっています。特に12/11に10日線で大陽線が出たのがテクニカル的には非常に重要です。
ここで騙し上げの可能性は否定され、売り方は損切せざるを得ない状況になりました。
大きな悪材料でもなければ年末にかけてジリジリと上がっていきそうな相場です。今週の経済指標を通過すればサンタクロースラリーによって今年最後のもうひと伸びがあるかもしれませんね。

ドル円の日足チャートです。今はファンダメンタルズを中心に動いている相場です。
韓国の政治が揺れていることもあり、リスクオフで円高に振れる場面もありましたが、今週はジリジリと円安基調が戻ってきています。
日銀が賃上げ状況を確認するまでは利上げを見送ると発言したことも円安を後押ししています。春闘の結果が出る4月ごろまでは利上げされないとなると、しばらくの間は円高にはなりにくい状況が続きます。
短期的には円安がすすんでもボリンジャーバンド+2σのある156円半ばあたりが上限になりそうです。
年末も迫っており、急上昇しても利確が入ってくるんじゃないかなと個人的には思っています。このまま勢いづいて160円を超えるという可能性は低く、押し戻されたところで150円~156円のボックス相場に入っていきそうです。

【CNN】Fear & Greed Index (https://edition.cnn.com/markets/fear-and-greed)
Fear & Greed Indexは50のNEUTRAL(中立)水準です。
基準としているS&P500はこの2週間ほど横這いが続いており、Fear & Greed Indexもほとんど動きがありません。
アメリカ金利がやや上昇したことで、国債がやや売られているくらいですね。
NAAIM全米アクティブ投資運用協会の持ち高指数は99.24とかなり高い数値を出しています。これは、プロの投資会社たちのポジションですからとても貴重なデータです。
100を超えてくると売られてくる傾向があるので、もしかしたら調整局面が近いかもしれません。
【NAAIM】https://naaim.org/programs/naaim-exposure-index
動きの無い相場を好まない方もいると思いますが、企業収益は時間とともに増えていきますし、移動平均も上がってきますから、株の割高感は薄れていきます。横這いや調整局面というのは、これから大きく伸びるためのエネルギーを貯める準備期間だと思ってどっしりと構えておけば良いです。

【外為どっとコム】経済指標カレンダー(https://www.gaitame.com/markets/calendar/)
今週は重要経済指標が沢山ありますね。
17日発表の小売売上高は前月比+0.6の増加予想とかなり強い数字が出ています。この数値がでればアメリカ経済がかなり強いことが確認できますから、株価にはプラスになりそうです。
18日にFRB金利発表がありますが、ここでは0.25%の利下げ予想が97.1%となっておりほぼ確実視されています。
来年からはアメリカ経済が強いこともあって、1月は据え置かれるなど利下げペースが鈍化すると見られています。
市場のFRB利下げ予想はこちらのリンク先で確認できます。
【CME FEDWATCH TOOL】AGGREGATED MEETING PROBABILITIES
19日GDP確定値、20日PCEデフレーターの発表と、今週は経済指標が続きますね。今年最後の山場となりますので、頑張っていきましょう!
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