時価評価額 | 評価損益 | |
8/31 | 9,024,840円 | +1,121,135円 |
9/17 | 8,791,110円 | +887,405円 |
ナスダック100はやや上昇しているものの、円高が進んだことによって円建ての評価額は相殺されてしまっています。
2週間前と比較すると、資産は減ってしまっていますね。僕の資産は、だいたい4月ごろの水準まで押し戻されてしまいました。
そろそろ1545の分配金が振り込まれる時期ですが、4万円ちょっとくらいになりそうです。利率は0.48%しかなく、株価が上がってくれないと苦しいです!
7月ごろをピークに下落局面がまだ続いており、日本人にとってはつらい期間が続いていますね。
いよいよアメリカの利下げが迫っていますが、利下げ幅の市場予測は割れており、今週は株価や為替が大きく動きそうです。
とはいえ、下がれば買いが入り、大統領選挙前ということもあって上値は限定的という状態には変わりなさそうだと僕は見ています。
【CME FEDWATCH TOOL】AGGREGATED MEETING PROBABILITIES
いよいよ9月18日27時に、アメリカの政策金利発表がされ、利下げが実施されます。
市場予測では2段階の0.5%利下げが優勢になっていますが、まだ確定的ではありません。17日今夜の8月小売売上高の結果次第では、さらに予想が動いてくるかもしれません。
個人的には、FRBはこれまでかなり慎重な姿勢を続けていたので、今回は0.25%の利下げにとどめるのではないかと思っています。
株価の予想はかなり難しいです。
通常であれば、利下げが0.25%にとどまれば高金利が嫌気されて株安になり、為替は円安ドル高に振れます。
しかし、0.5%の2段階利下げとなると、景気後退懸念が再発しやはり株安に繋がります。また、円高も進みますので円建てで生活する日本人にはダブルパンチになりかねません。
また、ナスダックはすでに利下げの大部分を織り込んでいると考えられており、実際に利下げが行われる局面での過去のパフォーマンスはそれほど良くありません(もちろん、今回が過去と同じ動きをするとは限りませんが)。
年初 | 9/17 | 上昇率 | |
ダウ平均株価 | 37,715 | 41,622 | 10.36% |
S&P 500 | 4,742 | 5,633 | 18.77% |
ナスダック100指数 | 16,543 | 19,423 | 17.40% |
ラッセル2000 | 2,012 | 2,189 | 8.76% |
年初来のパフォーマンスでいうとダウはそれほど良くなく、やっと上がり始めたといったところです。
出遅れていた小型株のラッセル2000やダウといった銘柄に資金が流れてしまっているようですね。
僕個人としては、変動リスクを取って高パフォーマンスを期待してナスダックに投資しているのに、S&P500に負けているのはちょっと悔しいですね。
ナスダック保有者にとってはしばらく厳しい局面が続きそうです。
ナスダック100は$18,000~$20,000の範囲で推移しています。安値切り上げ、高値切り下げの三角持ち合いとなっており、だんだんと値動きが減ってきています。
こうなってくるとチャート分析ではあまり有効な予測ができなくなってしまいます。
ボリンジャバンドは完全に横ばい状態で、バンド幅も狭くなってきています。高値目途はキリ番と+2σが重なる$20,000、安値目途は-2σの$18,500あたりです。
三角持ち合いとなっていることを考えると、今後の値動きはさらに狭い範囲で推移していくかもしれません。$19,000を挟んだところで動きの無い日が続きそうです。
ドル円は売られ続けていますね。一時、130円台にも突入しており、下値を探る展開になっています。
141.6あたりでダブルボトムをつけるような動きをしていましたが、上がったところで叩き落され失速しています。
5日線(ピンク)と10日線(赤)は20日線(黄色)を上回ることができていないので、まだまだ下落トレンド継続です。
140円は昨年12月に一旦ボトムをつけた水準なのでサポートラインの候補にはなりますが、それほど強力なラインとは言い難いです。
今は為替も株価と同様にファンダメンタルズで動いているので、チャート分析の有効性は限定的です。
短期トレードであれば140円を背に買うこともできると思いますが、ここを抜けてしまうと137円あたりに薄いサポートラインがあるくらいです。さらにそこも抜けてしまうと一気に130円や125円まで下落が加速することも考えられるので注意が必要です。
【CNN】Fear & Greed Index (https://edition.cnn.com/markets/fear-and-greed)
Fear & Greed Indexは51のNEUTRAL(中立)水準です。
これはS&P500を下に計測しているのですが、ナスダックは相関率が高いので参考になります。
ダウは最高値を更新しており、S&P500も最高値に迫っていることからも、やはりナスダックは利下げ局面ではあまりパフォーマンスがよくありませんね。
ここからの巻き返しを期待します。
put/call ratioは0.77とFEAR(恐怖)です。
株価と同じような三角持ち合いの形になっているのは興味深いです。
数値的には恐怖水準ですが、この値動きを見ると中立状態といっても良いでしょう。ヘッジには大きな動きはなさそうです。
いよいよ利下げが実施されるということもあって、米国債へ資金がまた流れているようです。
18日深夜に利下げ実施後に市場がどのように反応するのか注視していきたいです。
今週の重要経済指標はやはり、18日深夜のFOMCです。
利下げ予想が割れており、株価が大きく動く可能性があるので、特に信用取引やレバレッジをかけている人は注意が必要です。
僕個人は、現物保有で超長期投資を基本としているので、このままホールドを続ける予定です。
- 9/17(火)21:30 8月小売売上高(前月比)
- 9/18(水)27:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
【GMO外貨】経済指標カレンダー(https://www.gaikaex.com/gaikaex/mark/calendar)
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