2/10 ナスダック100チャート分析・資産公開-2025年

投資

ナスダック100は年初から横ばいが続いています。決算や雇用統計を通過しましたが、引き続きボックス相場の中での値動きに留まっています。

ナスダック100のテクニカル・ファンダメンタルズ分析で今週の値動きを予想していきます。

時価評価額
1/610,820,480円
1/1410,593,990円
1/2010,782,880円
1/2910,766,930円
2/310,556,390円
2/1010,597,860円
1545NFナスダックヘッジ無

僕はバイ・アンド・ホールド戦略で1545NFナスダックヘッジ無へ資産を一括投資し続けており、時価評価額の推移を記録しています。

この1週間もほとんど動きがない状態が続いています。ナスダック100の株価はやや上昇しているものの、為替が円高に動いた影響で相殺されてしまい、資産推移は変わらずという結果になっています。

ディープシーク・ショックやトランプ関税などネガティブなニュースがいくつも入ってきましたが、下落は限定的で底堅い印象があります。しかし、週足や月足など長期のチャートでは移動平均からかなり高い位置におり、割高感でなかなか上がらないという状況です。

2023年、2024年とかなり高いパフォーマンスで上昇してきたので、今年はちょっと停滞気味になっても仕方ないところです。

値動きの少ない相場にあせらず、長期目線で投資していくことが大切ですね。

1/312/7
ダウ平均株価5.08%4.51%
S&P 5002.93%2.68%
ナスダック1002.40%2.46%
ラッセル20002.51%2.15%
SPDR Gold Trust(GLD)5.35%7.53%
日経平均株価-1.51%-1.19%
年初来株価パフォーマンス比較

アメリカの株価はほぼ横ばいです。

ゴールドのみ2%ほど上昇していますね。

これほど動きがないのも珍しいくらいです。


アメリカの利下げ予想は年1回に鈍化してきました。

2026年の利下げ予想も出ていますが、現在の水準から1~2回と限定的です。

あと1回利下げしたらしばらくは様子見になりそうですね。高金利が続くとなると、株価の伸びは限られてきそうです。

【CME FEDWATCH TOOL】AGGREGATED MEETING PROBABILITIES

20250210 ナスダック100 日足チャート

移動平均とボリンジャーバンドは完全に横ばいになっており、方向感がありません。

こうなってしまうとテクニカル分析はほとんど約に立たなくなります。

強いて言えば100日線がサポートラインとして機能していそうですが、それほど強度があるのかは疑わしいところです。

$20,700のサポートラインと$22,000のレジスタンスラインのどちらかを突破するとトレンドが生まれてきます。

20250210 ドル円日足チャート

先週は10日線を突破していたので、円安トレンドになるかと思われましたが、みごとに騙されました。終値ではしっかりと10日線の下に押し込まれており、強い下落トレンドを形成しています。

日銀のさらなる利上げ報道で円高がすすんでいます。年内にあと2回、1%まで利上げすると予想さっっれています。

100日線も割り込んできており、下落に拍車がかかっています。

サポートラインはキリ番の150円、底を割ると147.5円あたりまで落ち込んでくる可能性があります。

【CNN】Fear & Greed Index (https://edition.cnn.com/markets/fear-and-greed)

Fear & Greed Indexは39のFEAR(恐怖)水準です。Fear & Greed IndexはSP500を元に投資家心理を数値化した指標です。

株価は横ばいですがまた、恐怖水準にもどってきました。

ここしばらくは警戒感がありますので、下落があっても底堅いという状況が続いています。


2/5時点のNAAIM全米アクティブ投資運用協会の持ち高指数は84.91です。

ポジション量としては平均値なので、機関投資家も動きづらい展開となっているのかもしれません。

【NAAIM】https://naaim.org/programs/naaim-exposure-index

20250210 経済指標カレンダー

【外為どっとコム】経済指標カレンダー(https://www.gaitame.com/markets/calendar/)

アメリカの雇用統計は、失業率が予想外に改善して4.0%でした。ただ、雇用者数は予想17万人には届かず14.3万人です。

この結果の評価には市場も大きく迷ったようですが、株価は1%ほどの下落となりました。週明けの現在は少し反発してきており、チャート上でも移動平均の中央値あたりでの横ばいに収まっています。

今週の重要な経済指標はCPIと小売売上高です。

CPIは随分落ち着いてきており、インフレ率3%ほどで停滞しそうです。なかなか2%までは下がってこないので、利下げペースも鈍化しています。

小売売上高が前月比で-0.1%予想というのは少し気になりますね。予想通りであれば問題ありませんが、大きく外して下落すると景気悪化懸念で株価が大きく下げるきっかけになりかねません。

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