時価評価額 | 評価損益 | |
8/31 | 9,024,840円 | +1,121,135円 |
9/17 | 8,791,110円 | +887,405円 |
9/26 | 9,172,845円 | +1,240,384円 |
アメリカが0.5%の利下げを実施しましたね!
その後の反応は、僕の予想に反して円安・株高となりました。上がったなら結果オーライでしょうか。
僕が保有している1545も大きく上昇して、8月末の水準を超えて回復してきました。年初来の含み益は約+16%です。
株は戻ってきているものの、ドル円は最高値の162円から20円ほど下落しているので、7月最高値にはしばらく届かなさそうです。また160円にはならなさそうなので、じっくりと待つしかありませんね。
配当金が4万円ほど入ったので、1545を28750円で1株だけ追加購入しました。株価はかなり上がってきていますが、タイミングを計らずに投資していくルールとしているので購入しました。
30年後に10倍になることを期待して投資しているので、直近での上下動はあまり気にしないようにしています。
ちなみに、僕の残余力は27,019円です。基本的にお給料は生活費に充てているので、定期積立はしていません。ボーナスが多くでたら一部を投資に回すくらいです。
年初 | 9/26 | 上昇率 | |
ダウ平均株価 | 37,715 | 42,124 | 11.69% |
S&P 500 | 4,742 | 5,718 | 20.57% |
ナスダック100 | 16,543 | 19,852 | 20.00% |
ラッセル2000 | 2,012 | 2,220 | 10.31% |
ダウに続いて、S&P500も最高値を更新してきましたね。
ナスダック100はまだ最高値まで5%ほどありますが、逆に言えば伸びしろがあるとも取れます。
あとで詳しくチャート分析しますが、どうやらこの数日はキリ番の$20,000が意識されているようです。このまま張り付くような動きになれば、売り方が諦めたところで一気に最高値を狙う形になりそうです。
ニュースではダウの高値更新が話題になりがちですが、年初来の上昇率ではS&P500やナスダック100の方が圧倒的にパフォーマンスが良いですね。
ちなみに、オルカンの年初来リターンは17.6%くらいなのでかなり上がってはいますが、S&P500と比べると新興国が足を引っ張っている状態ですね。利下げ局面では小型株や新興国が伸びやすいとは言われますが、今のところそういった様子は見られません。
【CME FEDWATCH TOOL】AGGREGATED MEETING PROBABILITIES
僕はまずは慎重に0.25%の利下げだと思っていましたが外れてしまいましたね。
ただ、今回の0.5%の利下げは満場一致の決定とはいかなかったようです。
FRBの政策を決める委員は19人おり、それぞれが将来的にどれほど利下げすべきかという意見を表した金利予測分布図(Dot Plot)があります。
そこでは、2人が年内は据え置き、そして7人があと1段階0.25%の利下げで十分だと考えている様です。残りの9人は0.75%、1人は1%の利下げを主張していますから、FRB内でも意見が大きく分かれているようです。
市場予想では0.75%の利下げが100%織り込まれていますから、外れてしまった時には株価が乱高下してしまうかもしれません。
ただ、次の利下げは11月の米大統領選が終わった後なので、安心感から株価は上がりやすいのかなと思います。荒れるとしたら、10月のうちでしょうか。
ナスダック100は米利下げを好感して上昇しキリ番の$20,000まで回復しました。
先週までは三角持ち合いで横這いする形が続いていましたが、上に跳ねて上昇トレンドを作り始めています。
ピンクの5日線が赤の10日線を上回ってゴールデンクロスしており、両線とも20日線(黄色)の上にあるのでテクニカル的には強い上昇トレンドの予兆となっています。
ボリンジャーバンドも広がりつつあります。現在は+2σに抑えられており、割高感は出ているものの、ここで踏ん張ることができれば上昇圧力が強まります。
売り方の視点とすると、$20,000は最後の防衛ラインとなりますから、ここを上抜けてしまえば損切せざるをえません。5日線や10日線あたりで買い支えられる状態が続けば、上抜ける確率が高いです。
ファンダメンタルズでは0.5%の大幅な米利下げが追い風となっており、ダウやS&P500が新高値をつけていることからも、ナスダックも高値を追う展開が期待されやすい土壌が出来ていると思います。
下値切り上げのダブルボトムでレジスタンスラインに張り付くのは典型的な上抜けの形なので、テクニカル的には上昇する期待値はかなり高いと思います。
0.5%の大幅利下げが決定され円高に振れると思いきや、大方の予想に反して円安に戻りました。
為替は非常に難易度が高いと言われるのがこの値動きからもわかりますね。僕も昔FXのスキャルピングでかなり焼かれた経験があります。
また、日銀政策決定会合で植田総裁がハト派よりの発言をしたこともあって、円安がさらに進んだようです。
ボリンジャバンドは横ばいとなっており、-2σの140円から+2σのある146.5円が短期的なレンジとなっています。
週足チャートを見ると、年初に140円で底値をつけて上昇したこともあり、今回の下値が固められれば長期トレンドとしてはダブルボトムが意識されそうです。仮にここで反発するとしたら20週移動平均線のある153円くらいまで一時的に跳ねることもあるかもしれません。
【CNN】Fear & Greed Index (https://edition.cnn.com/markets/fear-and-greed)
Fear & Greed Indexは64のGREED(強欲)水準です。
これはS&P500を下に計測しているのですが、最高値を更新していてもEXTREME GREEDには行っていないので、そこまで弱気にならなくても良いのかなという印象です。
125MA(移動平均)は5400まで上がってきており、超強欲ですが年初からするとかなり下値水準も上がってきたなという印象です。
put/call ratioは0.73で中立です。0.7を下回ると楽観過ぎるので、もう少しすると警戒ラインになります。少しヘッジをかける人がいるくらいの方が、株価は上がりやすいです。
safe haven demandは1.22と不人気で国債から株に資金が流れていることを示しています。
アメリカの利下げは実施されましたが、かなり織り込まれていたせいか実施されると国債は逆に売られる展開となりました。利下げが進めば3ヶ月債などの短期国債の旨味が減りますから、しばらくしたら株へ資金が流れてくるかもしれません。
また、最高値に達するとバブルだと指摘する人も増えてきますが、小型株やジャンク債などはそれほど上がっていません。手あたり次第になんでも買われて上がっているというような過去のバブルとは状況が違うと思います。
PERは29と歴史的に見ると高水準まで上がってきていますが、コロナ後の莫大な政府支援とインフレで2021年にはPER40にも達しており、基準が変わってしまったとするとまだまだ上昇余地はあるのかもしれません。
ちなみに過去には1999年にPER40を超え、2年後にITバブルが崩壊したこともあり、同じことが起るとこの何年か金融崩壊を予言するユーチューバーなどもいますが今のところ当たっていませんね。
もちろんPERが高いことには変わりありませんから、ここから企業収益率が大きく上がらないと株価の上値も限定的になります。利下げ期待によって株価は伸びていますが、これは未来の利益を先取りしているようなものなので、来年や再来年は今年のような20%を超えるパフォーマンスは期待し難いかもしれませんね。
基本的には時間の経過とともに世界経済は成長するため、PERや株価の過熱感は下がっていきます。
- 9/25(水)23:00 8月新築住宅販売件数(年率換算件数)
- 9/26(木)21:30 4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値)
- 9/27(金)21:30 8月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比)
経済カレンダーはネット検索するといくつか出てきますが、重要な物だけに絞り込めるところが便利ですね。慣れたところで見るのが楽なんですが、外為どっとコムさんのところが見やすかったのでリンクを変えてみました。
僕は週間でアメリカのみ、重要度は「高」だけにしてチェックしています。
今週は水曜日から毎日、結構重要な指標が発表されますね。
経済鈍化が懸念されていますが、利下げにともなって住宅ローン金利が下がり始めており、住宅需要の回復が期待されています。8月はマイナス予想ですが、9月や10月に上向いてくるかは今後注目されそうです。
GDPは前回3.0から2.9に予想が下がっているのであまり良くありませんね。企業収益が上がらないとPERが高すぎるということで株価が下落してしまうので踏ん張ってほしいところです。
PCEデフレーターは前月比0.2%予想です。これが12カ月積み重なれば、2.4%となりますから、FRBのインフレ退治は成功したことになります。前年同月比でも2.3%ですから、もはや引き締めする必要はなくなっていると思います。
9/11に発表のあったインフレ率は2.5%でしたし、この数値だけ見ると利下げをもっと早めても良い気がしますがどうなのでしょうか。
【外為どっとコム】経済指標カレンダー(https://www.gaitame.com/markets/calendar/)
コメント