時価評価額 | 評価損益 | |
8/31 | 9,024,840円 | +1,121,135円 |
9/30 | 9,161,680円 | +1,229,220円 |
10/7 | 9,579,570円 | +1,647,110円 |
10/15 | 9,869,860円 | +1,937,400円 |
10/21 | 9,793,300円 | +1,860,840円 |
ナスダック100は高値での横ばい相場が続いています。
先週と比較すると含み益はやや減少していますが、落ち込みとしては小幅にとどまっています。-77,000円というのは実生活にするとかなり大きな金額ですが、投資の世界となると感覚が違ってしまいますね。
年初($) | 10/21($) | 上昇率 | |
ダウ平均株価 | 37,715 | 43,275 | 14.74% |
S&P 500 | 4,742 | 5,864 | 23.65% |
ナスダック100 | 16,543 | 20,324 | 22.85% |
ラッセル2000 | 2,012 | 2,276 | 13.08% |
SPDR Gold Trust(GLD) | 190.72 | 251.27 | 31.75% |
中小型株の集まるラッセル2000が一番伸びており、1週間で+2%ほどでした。
ダウ平均とS&P500は変わらず、ナスダック100のみ1%の下落となっています。
決算発表が始まっているので警戒売りも入っていそうですが、高値で留まっているのはむしろ相場はかなり強気なのかなという印象です。
テレビやマスメディアで取り上げられるのはもっぱらダウ平均の最高値更新ですが、年初来パフォーマンスでは圧倒的にS&P500やナスダックが高いですね。
なんといっても今年はゴールドが非常に強く、年初来でなんと31.75%も急騰しています。アメリカの利下げや中東情勢の悪化などが原動力になっているようです。
ディフェンシブな投資先であるゴールドが伸びているということは、情勢が安定すればその資金がナスダックにも流れてくると予想しています。
ナスダック100は一度下落したものの、20日線に支えられて反発してきています。
赤色の10日線もはっきりと意識され、終値ベースでもここは割らずに買われているのがチャートからわかります。
上昇トレンドは継続しているものの、5日線が10日線の下に潜り込むような形が見えており勢いが失われてきています。23日にはテスラの決算があるので起爆剤になってくれればよいのですが、最近のテスラはそれほど市場への影響は少ないので期待はあまりできないかもしれません。
ボリンジャーバンドも幅がかなり縮小してきており、値動きが限定されています。下がったとしても$20,000付近では買われやすいので、しばらくは大きな動きにはなりにくい形です。
ドル円は一時150円を突破し、150.3円くらいまで上昇しました。現在ではやや押し戻されて149円台前半で推移しています。
150円を一度つけたことで、ロンガー勢は利確しており頭は軽くなっているはずです。ここからは、さらなる円安に賭けて上を目指してくるのか、そして150円を背にしてショートポジションを持っている人たちとの攻防が先行きを決めるでしょう。
もう一度150円を上抜いてくるようであれば、ショート勢の踏み上げを巻き込んでさらなる上昇に繋がりそうです。もし、ここで150円が突破できなければかなり強いレジスタンスラインとして意識されるようになるので、弱気トレンドに転換するかもしれません。
現在は10日線でなんとか持ちこたえているものの、ここを割ってくると次のサポートになりそうなのが20日線のある147円前半ですが、そこまで落ちてしまうと20日線だけでは止まらないような気がします。
直近安値の139.5円から高値150.3円のフィボナッチを引くと、ちょうど145円が50%になり、さらに50日線も重なってくるのでサポートラインとしてはこのあたりが考えられます。
アメリカの経済指標は悪くないものの、11/7のFRB会合では92.6%の確率で0.25%の利下げが織り込まれています。
【CME FEDWATCH TOOL】AGGREGATED MEETING PROBABILITIES
【CNN】Fear & Greed Index (https://edition.cnn.com/markets/fear-and-greed)
Fear & Greed Indexは75のEXTREME GREED(超強欲)水準です。
先週からは1ポイント下がりました。株価も横這いで動きの無い1週間でしたね。
株価の急落に対するヘッジとして利用されるput/call ratioは0.66まで下がっています。7月の株価急落時の直前につけた0.61に迫る数値に近づいているので少し不気味ですね。
これが直接株価の下落に繋がるわけではないので、すぐに株を売るべきだということではありません。ただし、市場参加者のヘッジが少ないということは急落した際の備えが薄いということですから、ボラティリティが大きくなります。
また、国債からの資金流出も続いており、市場全体が楽観的になっているようです。VIXは18とやや高め、そしてゴールドが急騰しているので、ヘッジ資金が偏っているだけにも見えますがどうなんでしょうか。
【外為どっとコム】経済指標カレンダー(https://www.gaitame.com/markets/calendar/)
今週の重要経済指標は木曜日の9月新築住宅販売件数です。
利下げが実施されて住宅ローンの金利が下がってきていますから、住宅販売も伸びてくると期待されています。
30年固定住宅ローン金利は下がっているとはいえまだ6%とかなり高いのですが、住宅価格もこの1年で5%も上がっており、金利が下がるのを待っていると住宅価格が上がってしまうという悩みがあるようです。
インフレ自体は悪いことばかりではなく、ローンを固定金利で借りておいて、給料が上がってくれれば相対的にローンが軽くなるという効果もあります。また、経年劣化による価値の下落をインフレで相殺できるので住宅価値を維持しやすく、若いころに住宅を買っておけば老後資金にもなるそうです。
日本もインフレ経済に入りましたので、アメリカ型の人生設計を考える必要がありそうですね。
10/23 | テスラ |
10/29 | アルファベット(グーグル) |
10/30 | メタ、マイクロソフト |
10/31 | アップル、アマゾン |
11/20 | エヌビディア |
今週は経済指標がひとつだけ、決算もテスラのみなので値動きは乏しくなりそうです。
大手テック株の決算が集中する来週、そして雇用統計、大統領選挙と重要イベントが続く11月に向けて一息つけそうです。
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