今週もナスダック100は狭い範囲での横ばいでした。円安が進んだことで、円建ての含み益は大きく増加しています。僕が保有している1545NFナスダックヘッジ無は年初来で約27%という非常に高い上昇率となっています。
時価評価額 | 評価損益 | |
8/31 | 9,024,840円 | +1,121,135円 |
9/30 | 9,161,680円 | +1,229,220円 |
10/7 | 9,579,570円 | +1,647,110円 |
10/15 | 9,869,860円 | +1,937,400円 |
10/21 | 9,793,300円 | +1,860,840円 |
10/29 | 10,035,740円 | +2,103,280円 |
資産が1000万円の大台に乗り、含み益も200万円台に入りました。7月半ばのピーク時にはもっと多かったので、やっと回復してきたというのが正確ですが、上がってきた事は素直に嬉しいですね。
ナスダックに限らずインデックス投資をしている方は、同じように含み益が増えているんじゃないでしょうか。
7月の大幅下落には驚きましたが、結果的には仕込みのチャンスでしたね!
年初($) | 10/21($) | 上昇率 | |
ダウ平均株価 | 37,715 | 42,387 | 12.39% |
S&P 500 | 4,742 | 5,823 | 22.79% |
ナスダック100 | 16,543 | 20,351 | 23.01% |
ラッセル2000 | 2,012 | 2,244 | 11.49% |
SPDR Gold Trust(GLD) | 190.72 | 253.33 | 32.83% |
日経平均株価 | 33.288円 | 38,643円 | 16.09% |
この1週間のアメリカ株はダウが2%下落、S&P 500が1%弱の下落、ナスダック100は0.15%上昇とややハイテク関連が強かったものの、ほとんど誤差の範囲内の値動きでした。
やはり決算や大統領選挙への警戒感で積極的な買いは入りづらいのでしょう。でも、大きく落ちないということは相場全体はかなり強気なのかなと見ています。
日本株は選挙で自公が過半数割れをしたことを受け低迷が続いています。年初来のパフォーマンスもS&P500やナスダックと比べると大きく劣ります。円建てで比較すると、ナスダックの方が10%ほど含み益は大きくなっている計算です。
中東情勢はイスラエルとイランの衝突が警戒されていましたが、どうやら全面戦争になるような最悪のケースには至らないようで原油価格が大きく下げています。原油が安くなればインフレも抑えられるので、株価にはプラスになりそうですね。
ナスダック100は横ばい相場が続いています。移動平均とボリンジャバンドともに横ばいになっており方向感がありません。
チャートの形から見ると、高値に張り付く状態となっており上抜けする可能性が高そうです。
下がってもすぐに買いが入る状態なので、売り方の勢いが鈍っています。もし最高値の$21,000を超えることが出来れば、売り方の損切を巻き込んで急上昇することができます。
もちろん相場に絶対はありませんし、荒れた日本の選挙の様にアメリカ大統領選の結果がどうなるかわかりません。今週も大手ハイテクの決算がありますし、雇用統計の動向も気になります。
ただ今年の株価はアノマリー通りの動きをしていますし、大統領選の後は年末にかけて上がっていくのかなと僕は楽観視しています。
ドル円は150円の抵抗ラインを突破し、さらに加速して153円台に乗せました。
5日線の付近では買いが入る強い上昇トレンドです。20日線は150円まで上がってきており、レジサポ転換したこのラインはかなり強いサポートラインになりそうですね。
基本的には上目線、下がったとしても10日線のある151.5円や150円付近では買いが入りそうです。
ファンダメンタルズでも円安が続きそうな環境です。日本の衆院選挙で自公が過半数割れしたことにより、日銀の利上げ政策が遠のいているという見方が優勢です。
石破首相はもともと緊縮派と見られていましたが、首相になると発言が大きく変わっており緩和を継続する姿勢となっています。また、野党第一党の野田氏も緊縮派ですが、仮に野田首相となっても少数与党なのですぐに思うような政策は取れません。
また、維新、国民、れいわ、日本保守党、参政党などの野党のほとんどが消費減税を訴えており、誰が首相になっても彼らへの配慮が必要になりますからすぐさま緊縮政策を取るということは出来ない状況です。
円安が進むと物価高の原因になりますから生活は苦しくなりますが、投資家目線としてはプラス材料になります。
【CNN】Fear & Greed Index (https://edition.cnn.com/markets/fear-and-greed)
Fear & Greed Indexは先週の75から大きく下がって62のGREED(強欲)水準です。
株価は高止まりしていますが、Fear & Greed Indexがこんなに下がるのはちょっと驚きですね。
どうやら、これまではエヌビディアなどごく限られたビッグテックの銘柄が株高を引っ張ってきましたが、他の銘柄にも株高が波及してきているようです。
良好な経済指標からアメリカ経済の強さが確認されており、投資家が強気になっているようですね。好況を受けてアメリカ国債は売られて金利が上がっており、円安の原因にもなっています。
ジャンク債にも資金が向かっている様で、EXTREME GREED(超強欲)状態です。
ただ、VIX指数は20と警戒感がまったく無いというわけではないようです。
急上昇すると利益が一気に増えて嬉しくなりますがその反動も大きくなりがちです。今の様におそるおそる株価が上がっていくのは、株価の上昇としては理想的な状況です。
【外為どっとコム】経済指標カレンダー(https://www.gaitame.com/markets/calendar/)
今週は重要経済指標が並んでいます。特に注目なのは11/1(金)の雇用統計ですね。
予想では失業率が4.1%と先月と同じ水準です。予想通りならば株価は好感するのではないでしょうか。
悪くても4.2%なら影響は少ないと思います。可能性は低そうですが4.3%以上になってしまうとハードランディングの警戒感が噴出してしまうので要注意です。
10月雇用者数変化が+11万人というのはやや少ない気がします。2023年10月は15万人、22年10月は28万人ですから、絶対数はかなり減少しています。
平均時給は+4%の予想です。給料の上昇率が高いので、まだインフレ鎮静化には時間がかかりそうですね。
ちなみに日本の最低賃金は今年5%上がっており、さらに与野党問わずこれを継続して1500円を目指していくようなので、インフレや円安はしばらく続いていくと思われます。
政策の是非はともかく、インフレしていく日本経済を見据えて投資を続けていこうと思います。
10/29 | アルファベット(グーグル) |
10/30 | メタ、マイクロソフト |
10/31 | アップル、アマゾン |
11/20 | エヌビディア |
今週は大手ハイテクの決算が並んでいます。先週はテスラがかなり伸びたのですが、他の株価はどうなるでしょうか。
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